早見あかりちゃんが映画『百瀬、こっちを向いて』に出演しています。
原作は中田永一氏。乙一ともいう。はたまた山白朝子ともいうらしい。その使い分けはよくわからないが、「(私が)好きそう」と貸してもらったこの小説はとても面白かった。
複雑な想いを閉じ込めながら表現する百瀬は、たしかにあかりんぽい。
凛としているけど折れそうで。
キリッとした目鼻立ちと繊細な白肌のバランスと似ているかもしれない。
せつないけど、若さが言い訳として成り立つ世代。
通ったほうが良い道なんて気もしてくる。
完璧キャラを演じる石橋杏奈ちゃんもハマリ役。実はこの神林さんが最後にはひっくりかえって一番せつなくなる…読んだときはそう感じた。
もう一度読みたいかも。また、貸して(買いなさい)。