資生堂のアートディレクター・中村誠氏のグラフィック展をみにいった。
前田美波里さんや山口小夜子さん、秋川リサさんのポスターなどは、リアルな時に身を置いていなくても知っている。
-------------
「計数に表現することのできない表情とか、雰囲気、空気感」を大切にしてきたという中村のデザインには、すべてを描き切らないことで生まれる「間」や「気配」が存在し、その美しさが企業のアイデンティティーを宿していたのだと考えられます。
-------------
展示のプロローグでそんなことが書かれていた。表現された「間」や「気配」に、スッと突き動かされる。そんな体感が心地よい空間。6月29日(日)まで。また行ってみたい。